最終更新:ID:OGr/wvZ3Fw 2024年02月10日(土) 19:07:23履歴
日本独特の変な弓。竹と木を膠*1で張り合わせ、湿気で膠が剥がれないように藤蔓を巻き、漆で固めて作られる。和弓という名前は便宜上の呼び名であって、この弓自体、特に名前がある訳じゃないのだ。
どこが変かというと、その大きさである。普通の弓は使い手の身長を上回ることは皆無だが、この和弓という弓は2mを越えることは珍しくはない。最初期の和弓は丸木弓と呼ばれる、単一の素材で作られたモノだけども、撓りにくい素材だったから弾力を持たせるため3m近くあったのだ。
武士が現れるか現れないかの頃から竹を張り合わせて作るようになると、そこから小型化と高威力化が進んでいくわけだが、それでもかなり長い。
変なところは他にもある。普通の弓は持つところが弓の真ん中にあるけども、この和弓は持つところが真ん中よりやや下にあるのだ。
なぜこのようになっているのかというと…実はあまりよくわかっていない。よく馬の上で長い弓を使うための工夫なんだと言われるが、どうも日本に乗馬の技術が伝わる前からこのような形状っぽいので、乗馬は関係ないようだ。
一説には矢を射るときに起こるブレが一番少ない位置といわれるが定かではない。
武士が現れるか現れないかの頃から竹を張り合わせて作るようになると、そこから小型化と高威力化が進んでいくわけだが、それでもかなり長い。
変なところは他にもある。普通の弓は持つところが弓の真ん中にあるけども、この和弓は持つところが真ん中よりやや下にあるのだ。
なぜこのようになっているのかというと…実はあまりよくわかっていない。よく馬の上で長い弓を使うための工夫なんだと言われるが、どうも日本に乗馬の技術が伝わる前からこのような形状っぽいので、乗馬は関係ないようだ。
一説には矢を射るときに起こるブレが一番少ない位置といわれるが定かではない。
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